橋梁用伸縮装置の取り換えについて

公開日:  最終更新日:2018/09/28

橋梁用伸縮装置の取り換えについて

伸縮装置の施工管理は、補修の施工内容や取り換えをどのようにしていけば良いのかわからず、悩む方も少なくありません。慣れない伸縮装置取り換えにおいて、重要視すべき点はどのようなことが挙げられるのでしょうか。では、ここでは橋梁用伸縮装置の取り換えで知っておきたいポイントについてご紹介しましょう。

伸縮装置取り換えで理解しておきたいこと

伸縮装置の補修・取り換えについては、事前準備として現場調査を行い、現場に合わせた製品製作が必要となるため、新設工事よりも事前準備は容易になります。ただ、伸縮装置工事は規制時間として1日で仕上げるのが一般的なため、スケジュール管理が非常に大切です。伸縮装置工事には先付けと後付けがあり、それぞれにメリットがあります。

・先付け
伸縮装置を先に設置することで施工による舗装の汚れが出ないのがメリットです。

・後付け
舗装を先に行うため、レベル出しが簡単で施工時間を短縮できるメリットがあります。

後打ちコンクリートに短時間で強度が出やすい特殊なコンクリートを使用すれば、その分施工時間や行程計画上で密な管理が必要になってきます。規制は1車線のみなのか、2車線規制を行うのかによっても市場単価が変わりますし、1日で何ヶ所施工するかによっても費用に差が出てくるでしょう。

取り換えには気候も重要

そもそも、橋梁は温度変化によって桁が伸縮します。伸縮装置にはその伸縮を吸収する役割がありますが、施工の時期によっては設計書の伸縮装置の伸縮量が大きく変化している状態になっていまいます。そのため、現場の状況に合わせ、気候条件も十分に考慮して設置する必要があるのです。現場に合わせて、温度変化に合わせや伸縮装置設置幅を設定する予備圧縮を設定しているメーカーも中にはあるため、そういった点も検討する必要があるでしょう。しかし、補修や取り換えの場合、製品ジョイントの製作に1ヶ月~2ヶ月ほどかかることがあります。

現場状況に合わせて設計図を引き直して製作する必要があるため、直前に手配しても間に合わないことがあります。そのため、前倒しで手配することが大切です。また、伸縮装置取り換え完了後は、出来高や数量確認をしっかりと行い、施工管理写真・黒板の記入などで記入漏れやミスがないよう注意しなければなりません。

ここでは、橋梁用伸縮装置の取り換え工事において理解しておきたいポイントを紹介してきました。上記で紹介した以外にも、施工費や強度についてもしっかりと検討していく必要があります。工事内容や注意点を踏まえ、慎重に検討するようにしましょう。

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