旧耐震のビルについて

公開日:  最終更新日:2018/11/28

旧耐震のビル

近年建設されているビルは、震度6強から震度7程度の巨大地震にも耐えられる新耐震基準を基に建設されたものとなっています。しかし、中には旧耐震基準のビルもあり、入居者や利用者にとっては、地震の際の不安が拭えない現状もあるでしょう。そこで今回は、旧耐震のビルの今後についてご紹介していきます。

旧耐震ビルは危険なのか

そもそも旧耐震基準のビルは、どの程度の地震に耐えることができるのでしょうか。旧耐震基準は、震度5程度の地震に耐えられるよう設計されています。最近では、震度6以上の巨大地震が頻発するようになっていますが、旧耐震基準のビルではそのような地震に耐えることができないのでしょうか。

実際、震度5以上の地震が来た場合、旧耐震基準のビルが必ず倒壊するというわけではありません。震度6以上の時でも、倒壊を免れたビルもあります。逆に、新耐震基準を満たしているビルであっても、震度7を記録した地震の際に倒壊してしまったところもあります。このように、どのような建物が地震に強いのかという点は、まだまだ研究段階で判断が難しいのも現状と言えるのです。

耐震補強工事が求められている

旧耐震基準の建物であっても大きな地震に耐えられたというケースは少なくありません。しかし、建築物の耐震化は国を挙げた取り組みでもあり、今後は耐震性能の対するニーズや耐震化のサポートも高まっていくことが予想されます。そのため、現在旧耐震基準のビルは建て替えや耐震補強工事を進めているところも増えてきているのです。

旧耐震基準のビルであっても、必ず建て替えをしなければならないという決まりはありません。ただ、耐震補強工事であれば、建て替えよりもコストを抑えることができ、新耐震基準を踏まえた建物としてビルの価値を保つことができるのです。特に、耐震補強工事については国や自治体が補助金を出しているため、耐震化に取り組みやすくなっています。旧耐震化のビルも、今後は耐震化工事や建て替えが促進される流れになっていくことは間違いないでしょう。

ここでは、旧耐震基準は今後どうなっていくのかを見てきました。大きな地震が頻発している中で、今後は耐震化工事や建て替えを促進する政策が出されていくことでしょう。建物の安全性を高め、その価値を保つことができる耐震補強工事は、多くの建物で求められていくに違いありません。今後、耐震基準は変更される可能性もあります。しかし、そんな中で長期的な視点で計画を立て、人々の安全を守っていく必要があるのではないでしょうか。

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